進化する恋愛観
ろくな交際をしていなくとも、誰かを好きになるたびに、年々恋愛観というものは変化しているように思う。
昔は面白い人が好きだった。
一緒にいて笑わせてくれるような人が好きだった。
それがいつの間にか「一緒にいて楽しい人」が好きになった。
逆に、一緒にいて楽しい人を好きになったとも言える。
しかしその次は、一緒にいても楽しくない人を好きになってしまった。
上手く会話はつながらないし
一緒にいても目も合わせられないし
ただ何故かどきどきする。
そういう風に人を好きになることもあった
わたしは、近い年齢の人と結婚したいと思っていた。
先に死んでほしくないからだ。
寂しがりやの自分が一人残されるのは耐えられないとおもうし
歳が近いほうが話も合うだろうと思うからだ
しかし最近、一回りくらい上がいいなあと感じる
自分は我儘で、あまえたで、優柔不断で、非力で、片付けができない。
歳が近かったら、どうだろう、
私の不完全さにイライラしないだろうか
そう思ったとき、年上なら、「こいつはまだ若いし、仕方ないなあ」と
諦めてくれないだろうか
私は世間に言う「年上の包容力」だとか「余裕」がほしいのではない
年下と付き合う時点で、中身が子供なのはわかる
わたしが年上に求めるのは一種の「寛容さ」である
歳を食っているからこその、年下に対する「諦め」や「寛容さ」が欲しいのである
しかしこれは年下である私自身の考えで
年下と付き合う年上の方にはまた別の考え方があるのかもしれないが
恋愛観というタイトルをつけながらも結婚について語ってしまったが
言いたいことは書けたので今日はこの辺にしておく